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鬱っぽい、パニック障害?と思ったら『マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ』を読んで!

book tabete utsunuke hyousi
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鉄分などの栄養素が足りないと、うつやパニック障害に似た症状がおきること、知っていますか?

 

朝、起きるのがつらい、

なんとなくダルい、

ささいなことでイライラする、

不安になりやすい、

仕事や家事に集中できない、

遊びに誘われるとおっくう…。

 

このような症状は「栄養の問題で生じるうつ状態」なんだそうです。

HSPの方は繊細な感受性の持ち主ですが、その分メンタルの不調から体調を崩している方が多いと思います。

上記のような「栄養の問題で生じるうつ状態」ならば、自分に不足している栄養素を知り、食事を変えれば改善するのです!

ちゃんと3食食べているし、という方も栄養医学的な観点から血液検査のデータを見ると、貧血の症状がでない「隠れ貧血」と判明することがあります。

健康にもメンタルにも自信があり、まさか自分がと思っている方から、

精神科の敷居が高くて誰にも相談できずにいる方まで。

この本は本当におすすめですので是非一読してほしいと思います。

『マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ』って?

book tabete utsunuke manga

精神科医で漢方医でもある著者の奥平智之先生が、心と体の不調の原因を栄養素や東洋医学的な見地から解説しています。

マンガと解説の2本立てになっていて、要点がまとまっているのでとってもわかりやすかったです。

本にはかなり深刻な「これは明らかに精神科にかかるべきでは?」という症状の方が、必要な栄養素の補充と食事療法で改善していった症例がいくつも紹介されています。

やっぱりマンガだと手軽に知識を吸収できるのがいいですね。

医学的なこと+栄養素の役割などもイラストがふんだんに使われ、中学生でもスラスラ理解できるほど解説がていねいな点もおすすめです!

 

心の病気の7割は食べ物が影響している!

woman wearing gray denim jacket and black scarf

「食事を変えれば心も体も元気になります」と奥平先生はこの本の中で断言されています。

とかいっても、健康になればそりゃ気分も良くなるでしょ。

なんて思っていたら、細かすぎるほどの根拠がありました。

栄養学的な視点を取り入れた新しい治療法

栄養学的な見地からメンタルを診ていく、ということは実はこれまであまり例がありませんでした。

今、ものすごい勢いで売れている『うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!』の著者、藤川 徳美先生とこの本の著者である奥平先生のおふたりが、栄養面からメンタルの治療にあたるパイオニアのようです。

 

 

健康診断の血液検査結果も、基準値におさまって「問題なし」と言われたら気にもとめないのが普通だと思います。

けれども、今、本当に多くの人がメンタル、体ともに不調を抱えていますよね。

 

原因はストレスや睡眠不足だったり、貧血、ビタミン不足、パニック障害などさまざまな因子が影響し合って心を追い詰めているのです。

ココロの不調をかかえている人の中には、肩や背中にずっしりと思い荷物を背負っているような人もいます。

いまにもつぶれそうになっているかもしれません。

でも、荷物の中身をこまかくていねいに見てほしいのです。

中にあるのは、たとえば「うつ病」という病気だけでしょうか。

その病気だけがずっしり背中にのっているのでしょうか。

『マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ』より引用

 

そこで、奥平先生の提案している栄養学的アプローチが功を奏すのです。

 

血液検査を栄養医学的に読み解く!

cooked dish on gray bowl

血液検査の結果から、栄養医学的な深読みをしていくことで、

ビタミンやタンパク質などの栄養素の不足
血糖調整ができていないこと
栄養を吸収できていない腸の問題

など、健康を阻害しているものを解明していくのです。

 

原因がわかれば食事をかえたり、必要に応じて薬やサプリで必要な栄養素を補って
適切な対処法がとれるのです!

 

たったひとつだけ、確信をもって言えることがあるのです。

食事を変えてください。いまの食事を見直しましょう。

どんなにすぐれた治療法でも、食事という「体を支える土台」がグラグラだと、なかなか改善できません。

~略~

精神科で処方される薬で症状はかなり消えますが、あくまでも対処療法。

症状に栄養や腸の問題が影響している場合は、それらを解決して体質改善することが、根本的な回復につながるのです。

『マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ』より引用

 

 

この本には医学的根拠がまだ十分ではない箇所もあるとのことです。

けれども、劇的に回復する例がある、とも書かれていました。

注目すべきは、体験者さんの声だと思います。

「鉄不足が改善したらイライラが消えました!」
お菓子やジュースをやめたら、重い疲労感がなくなりました!」
「何年も飲み続けていた薬をへらすことができました!」

 

体が整えば心の不調も軽くなると奥平先生はおっしゃっています。

まずは栄養面から自分の健康の土台をしっかりと築いていきませんか?

 

あなたは大丈夫? 鉄欠乏じゃない?

まずはあなたが鉄欠乏症かどうか、Amazonのページで見ることができますのでチェックしてみてください。

※下記の本の表紙横にある黄色いAmazonボタンをクリックするとページにとべます↓

あなたの不足している栄養素は?

鉄分以外にもビタミンやタンパク質などの栄養素もメンタルに影響をあたえているそうです。

まずは自分がどの栄養素が足りないのか、本に詳しく掲載されていますので、チェックしてみることをおすすめします!

クイズのように該当項目にこたえていくだけで、すぐにわかりますよ。

治療の必要性をひしひしと感じました

私はつい先日、健康診断で「貧血」との判定がでてしまったのですが、まんまと「テケジョチェック」に該当していました(※鉄欠乏の女子のことをこの本では「テケジョ」と呼んでいます)。

爪は平べったいしクニャクニャなので、しょっちゅう欠けてしまいます。

舌も白くて毎日むくんで歯形が…。

立ちくらみはしょっちゅうあるのですが、今に始まったことではないし、むしろ調子が悪いのが当たり前になっていました。

ずーっと放置していたのですが、この本を読んで

栄養素不足がメンタル面にも影響を与えていること
これまでの食生活に改善点があること

が痛いほどわかりました。

これを機に、ちゃんと病院に行って治そうと思っています。

さいごに

メンタルや体調の不良の背景には、

  • 血糖調節が必要なこと
  • ビタミンやタンパク質などの栄養素の不足
  • 栄養をきちんと吸収できる腸の環境が大切

などなど、バックグラウンドに原因がいろいろと潜んでいるんだ、ということがしみじみと理解できる本です。

 

HSPの方は繊細な感受性の持ち主ですが、その分メンタルの不調から体調を崩している方が多いと思います。

食事を変えれば改善するのならば、やらない手はありません!

 

自分はうつなんじゃないか…。

もしかしてパニック障害かも…。

 

もしもメンタルの不調で悩んでいる方がいたら、ひとまずこの本を一読して頂くことを強くおすすめします。

精神薬を飲む前に、まずは自分で症状改善に向けてできることが見つけられると思います。

 

 

新刊の『血液栄養解析を活用! うつぬけ食事術』の記事もまとめていますので、よかったら読んでみてください。

同じくマンガ付きですが、今回ご紹介した『マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ』からより進化し、「栄養型うつ」を6つのタイプに分けて、誰にでもできる “うつぬけ食事術”を、オススメの食材やレシピを用いて紹介しています。

タイプを見極めるのに必要な「血液栄養解析」は血液の検査項目について、医学知識がない人でも理解できるように解説されていて、こちらも必読です!!

https://hsp-channel.com/2019/04/03/book-utunuke-syokujizyutsu/