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【HSPの特徴】空腹に振り回される!抑えられない食欲の原因は!?

woman holding cake looking up
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HSPの特徴として空腹が苦手という点があげられます。

HSPは空腹を感じると集中力が落ちたり、食べ物のことばかり考えてしまったりと振り回されてしまいます。

もしもあなたが空腹になるのを避けようとして、甘いものを頻繁に摂っていたら、要注意です!

そのことが逆に、より強い空腹感をもたらしているのです。

突然我慢できないほどの空腹に襲われたり、急な眠気やだるさを感じていませんか?

この記事ではHSPの悩みのひとつである、耐えられないほどの空腹感に襲われる原因とその仕組みを解説しています。

HSPは空腹が苦手!

black pug looking at pie

HSPのチェックテストにも、「空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる」とあるように、HSPの特徴として空腹が苦手ということが挙げられます。

HSPは得意なことをしているときなどは、ものすごい集中力を発揮しますが、いざエネルギーを使いきって空腹感に気づいたとき、途端に気持ちが乱れてしまいます。

仕事中は頭がうまくまわらなくなり、明らかに作業効率が落ちますし、イライラしたり、ときには気持ちが悪くなってしまうこともあります。

ひとたび空腹を感じるとずっと気になってしまい、食べ物のことで頭が占領されてしまうほど敏感に反応します。

また、お腹がグーグー鳴ってしまわないかと、不安感から情緒不安定になってしまうことさえあります。

どうにかしようと空腹になることを避けるために、過食気味なってしまうHSPも数多くいます。

たかが空腹ぐらいで大げさに騒いで、となかなか理解を得られないのですが、HSPは自分の内側の感覚にも敏感に反応するため、空腹に振り回されてしまうのです。

HSPはこのように空腹が苦手なので、糖分を補給しようと甘いものを頻繁に摂っているかもしれませんが、そのことが逆に、より強い空腹感をもたらしていることをご存知ですか?

その原因を説明していきましょう。

 

空腹の原因は、精製された炭水化物のせいかも!?

woman sitting in front of tray of food

もしもあなたが食後にもかかわらず、突然我慢できないほどの空腹に襲われたり、急な眠気やだるさを感じるようなことがあったら、その不調の原因は精製された炭水化物を食べているからかもしれません。

食べ物のことが頭から離れずイライラして落ち着かなくなる
空腹のとき、頭痛になることがある
いつも疲れがとれず、慢性的なだるさを感じる

こんなことに悩まされていませんか?

これらは精製された炭水化物をとることで血糖値が乱高下してしまい、症状として表れているのです。

精製された炭水化物は中毒になるほど依存性が高いので、食べたくてたまらなくなり、やめることが難しいため、知らず知らずのうちに血糖過多になり、糖質中毒に陥っていることがあるのです。

 

精製された炭水化物って何?

sliced white bread

精製された炭水化物というのは、白米や白パン、白砂糖などのことをいいます。

玄米を精製したものが白米、全粒粉を精製したものが小麦粉というように、表面の「ぬか」や「胚芽」を取り除くことを精製といいます。

この取り除いてしまった表皮などの部分に、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養が含まれているので、精製された炭水化物は、実は残りかすのようなものなのです。

精製する前精製した後
原料糖(さとうきびやてん菜)白砂糖
玄米白米
全粒粉小麦粉

 

どんな食べ物に含まれているの?

白砂糖が多く含まれている食品

closeup photo of Coca-Cola

清涼飲料水
スナック菓子
チョコレート
炭酸飲料やエナジードリンク
フルーツジュース
砂糖入りのコーヒー、紅茶
ヨーグルト
ドーナツ
クッキー
ケーキ
アイスクリーム
ジャム
煮物 など

 

白米が多く含まれている食品

Fried rice

おにぎり
丼ぶり物
寿司
チャーハン
ピラフ
ドリア
リゾット
おはぎ など

 

小麦粉が多く含まれている食品

 vegetable pizza

パン
ピザ
クッキー
ケーキ
うどん
ラーメン
お好み焼き
餃子 など

 

精製された炭水化物をとりすぎると心にも影響が!

monklye Coca-Cola Addiction

精製された炭水化物の何が問題かというと、

摂りすぎると体調不良だけでなく精神や心身に悪影響を与える

ことです。

精製された炭水化物は吸収率が高いため血糖値を急激に上げてしまい、結果として血糖値の乱高下を起こさせます。

これが問題の根源となっているのです。

 

あなたの情緒は血糖値に振りまわされている!

smiling woman holding pack of food inside grocery store

上記のリストにあげたような甘いモノや白いご飯を食べると「しあわせ~♪」と幸福感に満たされませんか

これは血糖値が急激に上がり、「幸福ホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されるからなのです。

しかしこのセロトニンは一瞬しか増えないため幸福感は長くは続かず、30分~2時間で血糖値は急降下してしまいます。

また、満腹になり血糖値が高くなると睡眠と覚醒をコントロールするホルモン「オレキシン」の活動がにぶくなり、眠くなってしまいます

 

この時、体内では急激に高まった血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが大量に分泌されます。

すると血糖値は急激に下がり「低血糖」の状態になります。

急降下すると摂食中枢が強く働き、耐えがたい空腹感に襲われてしまいます。

また、急にガス欠状態になるため集中力が低下し、やる気が失せてしまいます

 

kettouti※美BEAUTE VOCE【やせにくい原因は実は〇〇〇だった!!】より引用

 

低血糖になると今度は血糖値を上昇させようとアドレナリンとコルチゾールというホルモンが分泌されます。

アドレナリンは攻撃性、興奮、イライラ、怒りといった症状を引き起こし、コルチゾールは長期的に大量に分泌され続けると免疫機能や筋力の低下、不妊、睡眠障害を引き起こします。

乱高下をくりかえして分泌機能が低下してしまうと、疲れやすい体になり疲労感がとれないなどの不調を感じるようになってしまいます。

 

 

※鉄分不足からうつやパニック障害に似た精神状態を引き起こすこともあります。

詳しくはこちらの記事にあります。

https://hsp-channel.com/2019/03/28/characteristic-to-sensitive-to-food/

 

我慢できずに炭水化物を食べてしまうのは糖質中毒かも!?

fat woman sitting on concrete

糖質といえば、「糖質制限ダイエット」として炭水化物を抜くことが一時期ブームになりましたが、挫折してリバウンドしてしまった方も多いのではないでしょうか。

血糖値の乱高下は体に悪い、と頭で理解していても血糖値が急激にさがると無性に甘いものが欲しくなったり空腹に耐えきれず食べてしまいます

それもそのはず、糖質にはもともと強い依存性があり、なかなかやめられないのです。

 

「炭水化物はそのほとんどが糖質のことが多く、糖質の過剰摂取により消費しきれなかったブドウ糖は、体内で内臓脂肪や皮下脂肪に変化したり、脳内のβ-エンドルフィンという物質の量を増やす。
そして、このβ-エンドルフィンには一種の“麻薬作用”、つまり中毒性があるのです
特に糖質と脂肪を一緒にとるとβ-エンドルフィンはより増えることがわかっています」

msuニュース「断糖ダイエットで17kg減量した精神科医が警告する“炭水化物の麻薬作用”」西脇俊二医師談 より引用

 

炭水化物がやめられないのは意思が弱いからではなく、脳内のβ-エンドルフィンの作用によるものだったのです。

炭水化物はβ-エンドルフィンだけでなく、脳の報酬系といわれるドーパミンにも作用して幸福感をもたらすため、そう簡単にはやめられない仕組みになっているのです。

 

まとめ

 

要点まとめ

・空腹に耐えられない要因は、精製された炭水化物の食べすぎ

・集中力が落ちたりイライラするのは血糖値のアップダウンが原因

・精製された炭水化物は依存性が高いので要注意!

血糖値の乱高下は自覚できないことがほとんどなので、知らず知らずのうちに血糖過多になり、糖質中毒に陥っていることが多いので注意してください!

空腹を感じると取り憑かれたように食べ物のことばかりを考えてしまう。

そんな方はひとまず精製された炭水化物を控えるようにして、脱依存を目指してみてください。

詳しい対処法はのちほどアップしていきますので、お待ちください!

 

 

 

また、精製された炭水化物のなかでも砂糖の中毒性はコカイン以上と言われています。

こちらも別記事にまとめていきますので、お待ちください!