HSPの人は神経質でストレスに弱いため、HSPを治したいと思っている人もいることでしょう。
けれどもあなたの辛さ、しんどさは「現状を変えて」というサインなのです。
病気やケガも、痛みがなければ自覚のないまま悪化させてしまいますよね。
手遅れになる前に「どうにかすべし!」という改善のチャンスをもらっているのです。
この記事では、HSPが生きづらさを克服して思い通りに生きるためには何をしたらいいのかが書かれています。
HSPの生きづらさや不安はあなた次第で克服できます!
自分らしさ全開で生きるべく、行動に移してみましょう!
HSPの生きづらさを克服する方法とは?
HSPは不安感が強く精神的に安定しにくい性質の持ち主です。
ささいなことでもストレスを感じてしまい不快な思いに振り回されるため、嫌な思いをしていることでしょう。
そんなあなたは「HSPを治したい!」と思っているかもしれませんが、HSPは病気ではないので治すものではありません。
ですが、あなたの意志しだいで「治せる」ものになるはずです。
HSPの過敏さは、逆の見方をすれば「あなたを快適な状態に改善させるヒント」とも受け取れませんか?
せっかく「ここを治して!」と教えてくれているのですから、自分で快適な環境を手に入れて、生きづらさを克服していきましょう。
HSPが生きづらさを克服する方法はこの3つです。
- やりたいことに集中できるよう舵を取る
- 解決方法をひたすら探す
- 受け身ではなく主体的になる
くわしく解説していきましょう。
①やりたいことに集中できるよう舵を取る
HSPがストレスに邪魔されず思い通りにやりたいことをやるには、まず自分ができることや向き不向きを把握することです。
HSPはその特質から過敏であること、不安になりやすい傾向が強いなど、辛いこと、苦手なことがハッキリしています。
まずは自分が辛いことや苦手なことは我慢せずに、できるだけやらずに済む方法をとってください。
日本人はどうしても我慢が美徳という精神が根付いているため、知らず知らずのうちに苦手なことをひたすらに耐えていることがあります。
ですが、それではせっかくのエネルギーを無駄に消耗しているだけです。
もっとあなたがやって楽しいことや長所に力を注ぐようにしましょう。
与えられた仕事をひたむきに受け身でやるのではなく、自分の得意分野を活かせるように調整するのです。
得意なことにはどんどん積極的に取り組んで成果を上げていき、さらに状況を自分の味方につけるのです。
逆に苦手なことは得意な人にお願いしたり助けを求めるなど、できるだけ自分が快適にできるようにアレンジしていきましょう。
努力=忍耐 ではない。
やるべきことは、自分のやりたいことを快適にできるようにコントロールすることです。
苦手なこと、嫌なことを我慢するのではなく、自分の適性を見極めて舵を取っていきましょう。
②解決方法をひたすら探す
HSPはストレスフルな事が多く、ひとりで我慢したりイライラを募らせていることがあるものです。
だからといって問題が解決するはずもなく、我慢をしたことで余計に辛くなってしまうのですから、マイナスな事しかありませんよね。
ストレスや問題に対峙したときにまずやるべきことは、解決方法を調べることです。
それも、あらゆる方法や手段を徹底的に調べ尽くすのです。
問題がおきたときに何が辛いかというと、解決方法が見い出せないために行き詰まり感を感じ、ずっと我慢しなくてはならないことが余計に辛くさせているのです。
選択肢の多さは可能性の多さ、しいては解決方法の多さとも言えます。
そのことで精神的な不安はグッと減りますし、自分でやるべきことを選択し行動していくと、結果がどうであれ納得ができます。
失敗しても次回への教訓へと活かすことができますし、この経験はあなたの大事な資産となっていくのです。
行動した後も、解決法を探し続ける!
世の中は目まぐるしいほど毎日変化を遂げています。
それこそ、昨日はなかった情報が今日はネットに公開されている、ということが現に私たちの身近でも起こっています。
ある解決方法を選択し、行動を取ったあとも満足できなかったのであれば、よりベターな解決方法を探してみて下さい。
ずっとアンテナを張り続けていると、ある日、天からのご褒美のように情報にたどり着けることが本当にあるので、ぜひとも諦めないでもらいたいと思います。
③受け身ではなく主体的になる
これまでの2つにも共通していることですが、HSPのあなたが望む生き方をしたいのならば、あきらめずに行動し続ける、ということです。
今の仕事が辛くて辞めたくて仕方がない、というのであれば自分の能力をもっと全開にできる選択肢がないか、ひたすら探し続けてください。
たまに最初から「こんなもんだろう」とあきらめて改善しようという意欲すらない人がいますが、それで不満をためていても現状は変わりません。
何年か社会人を経験してきている方ならば、単純に上司から言われたことを愚直にがんばっても、報われないことはもうわかっているはずです。
やれることをやって諦めるのと、すんなり何もせずに諦めることは結果は同じようですが、次の成果につながるか否かで確実に差が出ます。
自分の理想とする生き方を目標にして、主体的に行動して欲しいと思います。
行動に移した自分を褒めてあげよう!
あきらめずにやり遂げる意志や行動力はきっとあなたの自己肯定感を高めてくれるはずです。
問題の渦中にあっても、人は何かに向かって進んでいると前向きになれるものです。
自分の理想に向かって、やれるだけのことはやってみてください!
最後に~やればやるほど生きやすくなる!
いかがでしたか?
なんだ、当たり前のことじゃないか、そんなのわかってるよ
と思う方もいるかもしれませんが、実際にやるとやらないとでは大違いなのです。
考え方はあなた次第で変えられますし、変わる意志のある人しか変われません。
自分ができることをひたすら探してトライし、また挑戦していくと数年後には経験値、知識というお宝がたんまりあなたの骨身となっていることでしょう。
「自分の望む状況を、自分で作っていく」という成功体験を小さくてもいいから積み重ねていってもらえたらと思います。
それを仕事や人間関係、お金、健康、とどんどん広げていけばあなたの生きづらさや不安感は克服できるはずです。
HSPは病気ではないので治すものではないですが、あなたの意志しだいで「治せる」ものになるはずです!