この記事では、HSP/HSSが抱える「人になかなか理解してもらえない悩み」をどうやって解決していくかが書かれています。
人と会っているときは明るく快活な面が出るHSP/HSSですが、本心を理解してもらえたこと、ありますか?
人から思われている自分と本心が違うこと、多くないですか?
この記事では、テクニックではなく「いかにありのままの自分で過ごすか」、あなたが自由になれるヒントが書かれています。
HSP/HSSの不思議な特徴をひも解いていくシリーズ第2弾です。
Contents
誤解されがちなHSP/HSS
HSP/HSSは大勢の場ではHSP特有のよく気がつく面が発揮されて、つい、その場の空気を読んで盛り上げキャラを演じがちです。
職場や学校などでもサービス精神旺盛なキャラが定着してしまい、本当は繊細でおだやかな自分との乖離に苦しくなることはありませんか?
接客業などに従事している方の場合、お客様が苦手なタイプだったりすると、ただ無難に愛想良く話しを聞いていただけなのに先方から気に入られ、名指しで指名されてしまったり・・・。
上司からは高く評価されるのですが、「あのお客様はあなたにお任せね」と手強いお客様の専任にされて困ってしまってしまう、なんてことありませんか?
本心は全然違うのに・・・
どうしていつもやりたくないことばっかりやるハメに・・・
こんな風にHSP/HSSは、自分の意にそぐわない結果に困惑しがちです。
この誤解は自分の本心と実際にやっている行動がちぐはぐなことが発端になっています。
周囲はあなたの行動だけをみて「やりたいからやっている」とストレートに受け取るため、
むしろ「適材適所」と思われているかもしれません。
対処法は「やりたいことだけを、やる」
本来の自分と周囲の認識を近づけるには、「本心のまま、いかにつくろわずに、ありのままの自分で過ごすか」がポイントとなってきます。
周囲から思われているニセキャラと本来の自分とのギャップが大きくて葛藤があるのなら、
そのガマンをずっとし続けていくだけの価値があるか、よく考えてみてください。
人のために思いやりからしていた行動でも、次からは自分のためにキャラを「やらない選択」をしてください。
あなたにとって本当に大切な人はだれ?
あなたには本心を言える家族や恋人、友人はいますか?
本当の自分をわかってくれる人がひとりでもいたら、その人との関係をもっと大切に育むことをおすすめします。
よかれと思ってキャラを演じていても、残念ながら周囲の誰かが頼んできたことではありませんよね。
キツイ言い方になりますが、あなたが勝手に気をまわして行動しているのです。
頼まれてもいないことに労力を注ぐよりも、もっと大切な人と過ごす時間を増やすほうが重要ではありませんか?
周りの人も、ムリに取り繕ずに、正真正銘の笑顔でいてくれたほうがうれしいはずです。
「あなたがあなたのままでいられる」
そういう人づきあいを大切にしていけば、自然と本来の自分でいられることが多くなりますし、相手もきっと心を開いてくれることでしょう。
必要にかられてキャラを演じることになっても、素の自分に戻って理解してもらえる場があれば、葛藤に悩むこともいずれなくなっていくでしょう。
キャラ変更は小出しに?それともある日突然!?
どうやって今まで蓄積してきたキャラをうまく転換していくか。
じっくりと考えてみてください。
小出しでもいっぺんにでも、どうやるかはあなたの自由です。
あなたの生き方はあなたにしか変えられません。
自分の本心のままに在ること、自分はこれでいいと許可してあげることを少しずつでもいいので積み重ねていってください。
きっと自分に自信が持てるようになり、自然とキャラを演じる必要もなくなってくると思いますよ。
本当の自分は、自分がわかっていればいい!
HSP/HSSはもともと自由な思考の持ち主で先入観がないので、常識にとらわれずに、自分の情熱に素直にしたがって挑戦します。
「やりたいからやる」
その屈託のなさが子どもっぽく見られるのですが、内面は無邪気にして冷静、現実的なのです。
この行動と内面の落差が、非HSPには無秩序でエキセントリックに映るのかもしれませんが、HSP/HSSには広範囲に及ぶ知識と自由な発想がバックボーンにあるのです。
変動する時代やめまぐるしく変わる状況に適応できるのは、HSP/HSSのような多様性のある人です。
改革者は歴史から見ても、最初は理解されないものです。
どうかそんな周囲の目に押しつぶされずに、自分のやりたいことを自由にトライしていってください!